Samsung Galaxy Tab S2 9.7 (SM-T810) を買ってみた。開封の儀&ファーストインプレッション。

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Samsung Galaxy Tab S2 9.7 (SM-T810) を買ってみた。開封の儀&ファーストインプレッション。

2015年8月にグローバル市場で発売された、Samsung製AndroidタブレットGalaxy Tab S2 9.7 (SM-T810)を購入しました。とても良い機種なんですが日本語で扱っている記事を殆ど見掛けないので、簡単に紹介してみたいと思います。

Galaxy Tab S2 9.7 は2014年に国内キャリアからも販売されていた「Galaxy Tab S 10.5」の後継モデルです。名称に「S」が付くことからも分かるように、Galaxy タブレットの最上位機種と考えていいでしょう。9.7インチディスプレイと4:3のアスペクト比など、サイズ感を分かりやすく例えるならiPad Airに非常に近いです。

主なスペックは以下の通り。

・OS : Android 5.0.2 Lollipop
・CPU : Exynos 5433 オクタコアプロセッサ
・RAM : 3 GB
・内蔵ストレージ : 32 GB
・ディスプレイ : 9.7インチ Super AMOLED Plus (2048 x 1536ピクセル 320 ppi)
・カメラ : 8 メガピクセル(リア)、2.1メガピクセル(フロント)
・Bluetooth : 4.1 LE
・Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n/ac
・センサー類 : AGPS & GLONASS、加速度計、指紋スキャナー、ジャイロスコープ、コンパス、ホールセンサー、RGBセンサー
・バッテリー : 5870 mAh
・重さ : 389g
・サイズ : 237.3 x 169 x 5.6 mm

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管理人が購入したのは、LTE通信に対応していないWiFiモデルで、カラーはブラック、リージョンは香港版のようです。おなじみガジェットショップEXPANSYSから購入しました。商品受取時に請求された税金は2,600円でした。

真っ白な箱に入っています。

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同梱品はGalaxy Tab S2 9.7本体、Micro USBケーブル、USB電源アダプタ、クイックスタートガイドです。普通ですね。

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USB電源アダプタは、プラグの形状が日本のものと違うので使用できません。どうせ部屋に腐るほど転がっているので問題なしです。

正面から見るとこんな感じ。ホームボタン、戻るボタンなどは通常のGalaxyと同じ配列です。縦持ちを基本とした配置になっています。

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下側の側面にMicro USB端子とヘッドフォン端子があります。

最初に持った感想はとにかく「軽っ!薄っ!」です。iPad Air 2 とほぼ同じ面積なんですが、手に持って感じる印象は全く違います。重さ48g、厚み0.5mmの差がこれほど大きく感じるとは驚きです。

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右側側面に電源ボタン、音量ボタンがあります。写真には写っていませんが、MicroSDスロットもこちら側に配置されています。ディスプレイ面にシルバーの縁取りがしてあり、それが微妙に高級感を感じさせます。

なお、左側と上側の側面にはボタン等はありません。

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裏面はさらさらしたマットな材質でとても持ちやすいです。Nexus 7、9などとほぼ同じ感触と言えばいいでしょうか。

上部の中央にはカメラがあります。若干出っ張っていますが、平置きしても気にならないレベルだと思います。

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裏面には前作「Galaxy Tab S 10.5」にもあった、カバーを取り付ける為の穴(?)があります。が、管理人はノーカバー派なので使用しません。

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大きさ比較。Nexus 7 (2013)と並べてみました。こうして見ると7インチってちっさいですね。

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同じくSamsung製のNexus 10(左側)と比較。並べると見た目はそこまで違いがありませんが、手に持ったときの重さと厚みの違いは歴然です。

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初回起動時の設定です。普通に最初から日本語が選択可能です。以前のようにPCと接続してadbコマンドを~とか、MoreLocale2を入れて~とかの手順は不要です。ラクチンですね。

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起動直後のホーム画面とアプリドロワーです。昔のGalaxyはプリインストールのしょうもないアプリが大量に入っていたものですが、今はこの通りたったのこれだけです。この方針転換はホントに素晴らしい。糞アプリてんこもりの日本のキャリアも見習うべき。

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端末情報はこんな感じ。香港版はまだAndroid 5.0.2となっています。既に5.1が配信されている国もあるので、そのうち降ってくることでしょう。気になる技適関連の情報は見当たりませんでした。

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設定の内容も完全に日本語化されています。このまま日本語版として売っても問題ないレベル。フォントはモトヤマルベリかな。

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ただし、なぜか通知部分だけ中華フォントで表示されます。気にしなければ大したことはないですが、中華フォントアレルギーをお持ちの方は注意が必要です。

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参考までにAnTuTuを走らせてみました。スコアはそれほど高くないですが、使っていてもたついたりすることは一切ありません。

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Galaxy Tab S2 9.7は Galaxy タブレットの最上位機種だけあって、動作は軽快、Super AMOLED Plusディスプレイはとても鮮やか、バッテリー持ちも素晴らしい、と使っていて不満に感じるところがほぼありません。バッテリーなんか以前使っていたNexus 9と比べると体感で倍ぐらいは使えそうな印象です。

Web閲覧とdマガジンでの雑誌閲覧が9割方を占める(動画、ゲームなど一切しない)という管理人の少し特殊な使い方だと、4:3のアスペクト比や、仰向けに寝っ転がって持っても苦にならない重さは、本当に素晴らしく相性がいいです。同じような用途の方には猛烈にオススメしますよ。

Galaxy Tab S2 には、ディスプレイサイズが9.7インチの他にも、8インチの「Galaxy Tab S2 8.0」があります。さらにそれぞれSIMフリーのLTE通信対応モデル、WiFiのみのモデルがあり、カラバリもブラック、ホワイト、ゴールドとあってなかなかバリエーション豊かです。

もしかするとあまり売れていないのか、どのモデルも発売時からはかなり安くなっており、コストパフォーマンスは相当に高いと思います。用途に合ったお好きなタイプをどうぞ。

EXPANSYS Galaxy Tab S2 9.7 SM-T810 WiFiモデル
EXPANSYS Galaxy Tab S2 9.7 SM-T815 SIMフリー LTE対応モデル
EXPANSYS Galaxy Tab S2 8.0 SM-T710 WiFiモデル
EXPANSYS Galaxy Tab S2 8.0 SM-T715 SIMフリー LTE対応モデル

※国内にサービスセンターがあり、日本人スタッフによる対応も可能な、香港&シンガポール拠点のガジェットショップ『ETOREN』でも購入可能です。EXPANSYSと違い、表示価格に輸入消費税が含まれているので(送料はカートに入れると表示されます)、合計金額は分かりやすいかも。

ETOREN Galaxy Tab S2 9.7 SM-T810 WiFiモデル
ETOREN Galaxy Tab S2 9.7 SM-T815 SIMフリー LTE対応モデル
ETOREN Galaxy Tab S2 8.0 SM-T710 WiFiモデル
ETOREN Galaxy Tab S2 8.0 SM-T715 SIMフリー LTE対応モデル

※2016年7月追記
バージョンアップされた2016年モデルが各ショップで販売中です。SoCが微妙に入れ替わったぐらいですが、今から買う方はそちらをどうぞ。

EXPANSYS Galaxy Tab S2 2016年モデル

ETOREN Galaxy Tab S2 2016年モデル

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